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AI活用・業務効率化 2026年8月現在の情報

求人票と採用ページの文章をAIで作る:応募が来る書き方の手順

「求人を出しても応募が来ない」——地方の中小企業の共通の悩みです。原因のひとつが、求人票の文章。「明るい職場です」「やりがいのある仕事です」といった、どの会社にも書ける言葉だけでは、読んだ人に働く姿を想像してもらえません。

この記事では、AI(ChatGPTなど)を使って、応募者に伝わる求人票・採用ページの文章を作る手順を解説します。ポイントは、AIに書かせる前の「事実の棚卸し」にあります。

参考ChatGPT(OpenAI)

先に押さえること:求人の文章は「正確さ」が絶対条件

最初に釘を刺しておきます。給与・勤務時間・休日・業務内容といった労働条件は、募集時に正しく明示することが法令で求められている情報です。ここにAIの創作が混ざることは絶対に許されません。

だからこそ、役割分担はこうなります。

  • 人がやること:労働条件・仕事内容など、すべての事実の用意と最終確認
  • AIがやること:その事実を、読み手に伝わる文章の形に整えること

手順1. 事実の棚卸し:AIに渡す材料を揃える

まず、次の項目を箇条書きで書き出します。ここが求人の品質の9割を決めます。

  • 仕事内容の具体:1日の流れ、よくある業務、使う道具
  • 条件面:給与、勤務時間、休日、勤務地(正確な数字で)
  • 働く環境の事実:従業員数、年齢層、教わり方(例:最初の1か月は先輩と2人で回る)
  • 正直な大変さ:夏は暑い、繁忙期は残業がある、など

「正直な大変さ」を入れるのがコツです。良いことだけの求人は信用されにくく、入社後のミスマッチによる早期退職にもつながります。

手順2. AIに下書きさせる

棚卸しした事実を渡して、下書きを作らせます。

求人票の「仕事内容」欄の文章を作ってください。
・読者:異業種から転職を考えている20〜40代。この仕事の経験はない
・事実(これ以外のことは書かない):
(ここに棚卸しした箇条書きを貼る)
・条件:「アットホーム」「やりがい」などの抽象的な言葉は使わない。1日の流れが想像できるように。誇張しない
・出力:300字前後

「抽象的な言葉を使わない」「事実以外書かない」の2つの条件が、ありきたりな求人文からの脱出装置になります。

手順3. 複数パターンを出させて選ぶ

同じ事実から、「未経験者の不安に寄り添う版」「経験者に技術面を語る版」など、読者違いのパターンを出させます。求人媒体と自社の採用ページで文面を変える、といった使い分けも簡単にできます。キャッチコピー的な冒頭文は10案ほど出させて、人が選ぶのが効率的です。

手順4. 事実確認:この4点は必ず人がチェックする

  • 数字:給与・時間・休日数が、渡した事実と一致しているか
  • 盛られた表現:「充実の研修制度」など、渡していない事実が生えていないか
  • 断定の可否:「必ず昇給」「残業なし」など、保証できない断定になっていないか
  • 差別的な限定:性別や年齢を不当に限定する表現は、募集では原則使えません。迷う表現はハローワークや社労士など専門窓口で確認を

採用ページまで作ると、効果は倍になる

求人媒体の文章には字数や形式の制約があります。自社ホームページに採用ページがあれば、働く人の1日、職場の写真、先輩の声など、媒体に載せきれない情報の受け皿になります。応募を迷っている人は、ほぼ確実に会社のホームページを見に来るからです。

採用ページに載せる内容の整理にも、この記事の「事実の棚卸し→AIで下書き」の流れがそのまま使えます。ホームページ側の作り方は載せる内容の優先順位の記事を参考にしてください。

求人文章のチェックリスト

  • 事実の棚卸し(1日の流れ・条件・環境・大変さ)を書き出したか
  • 労働条件の数字は正確か(最重要)
  • 「アットホーム」「やりがい」で説明を済ませていないか
  • AIが事実にないことを書き足していないか確認したか
  • 正直な大変さを1つ以上入れたか
  • 応募者が見に来る自社ホームページ側の受け皿を用意したか

よくある質問

求人媒体の営業に文章作成も任せているのですが、それではだめですか?

媒体側の作成サービスも有効ですが、任せきりだと他社と似た文面になりがちです。この記事の「事実の棚卸し」だけでも自社でやって渡すと、媒体任せの文章が一段具体的になります。棚卸しは外注できない、自社にしかできない仕事です。

応募が来ない原因が文章かどうか、どう見分けますか?

求人が見られているのに応募がないなら文章と条件、そもそも見られていないなら媒体選びの問題です。媒体の管理画面で閲覧数を確認できる場合は、まずそこを見てください。閲覧はあるのに応募ゼロなら、この記事の手順で文章を見直す価値があります。

文章づくり以外で、採用活動にAIを使える場面はありますか?

応募者への連絡メールの下書き、面接の質問リストづくり、会社説明の台本づくりなどに使えます。いずれも「事実は人が渡し、形はAI」の原則は同じです。連絡文の作り方はメール返信の記事が応用できます。

個人情報の扱いで気をつけることは?

応募者の氏名・連絡先・履歴書の内容を、そのままAIに入力してはいけません。求人文章づくりで扱うのは自社側の情報だけ、応募者情報は入れない、と線を引いてください。詳しくは入力情報の基本ルールにまとめています。

まとめ

求人票・採用ページの文章は、AIとの分担で見違えます。

  • 労働条件などの事実は人が用意し、正確さに責任を持つ
  • AIには「事実以外書かない」「抽象語を使わない」の条件で下書きさせる
  • 正直な大変さを入れて、ミスマッチを減らす
  • 採用ページまで整えると、求人媒体の効果も上がる

小松ではAI活用支援とあわせて、採用ページを含むホームページ制作も行っています。求人の受け皿づくりから、お気軽にご相談ください

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