Googleビジネスプロフィールの投稿機能は、無料で使えて、検索したお客さまの目に直接届くのに、ほとんどの店舗が使っていない機能です。逆に言えば、月に1〜2回の投稿を続けるだけで、近隣の同業と差がつきます。
この記事では、投稿機能で何を書けばいいのか、どう書けば読まれるのか、そして無理なく続ける仕組みまでを解説します。
投稿機能とは:検索した人に見える「お店の掲示板」
投稿機能は、Googleマップや検索結果のプロフィール内に、お知らせを表示できる機能です。SNSと似ていますが、届く相手が違います。
- SNS:フォロワー(すでに自店を知っている人)に届く
- 投稿機能:いままさに「地域名+業種」で探している人に届く
つまり投稿機能は、来店を迷っている段階の人への最後のひと押しに向いています。投稿には主に「最新情報」「特典(クーポン)」「イベント」の種類があり、日常のお知らせは「最新情報」で十分です。
投稿の基本操作
投稿は3ステップで完了します。スマホだけでできます。
手順1. 管理画面を開く
Googleマップアプリで自店のプロフィールを開くか、Google検索で自店名を検索すると、オーナー向けの管理メニューが表示されます。その中の「投稿を追加」(または「最新情報を追加」)を選びます。
手順2. 写真1枚と本文を入れる
写真を1枚選び、本文を書きます。長文は不要で、2〜4文あれば十分です。書き方のコツは後述します。
手順3. ボタン(リンク)を設定して公開する
「詳細」「予約」などのボタンを付けて、ホームページの該当ページへつなげます。公開後、反映まで少し時間がかかることがあります。
何を書けばいい?投稿に向いている内容
「書くことがない」と感じたら、次のリストから選んでください。どれも、来店前のお客さまの判断に役立つ情報です。
- 営業時間の変更・臨時休業:「8月13日〜15日は夏季休業をいただきます」
- 季節のメニュー・新サービス:「今月から〇〇を始めました。こんな方におすすめです」
- 空き状況:「今週は木・金の午後に空きがあります」
- イベント・キャンペーン:開催日と内容、予約の要否
- よく聞かれる質問への回答:「駐車場は店舗裏に3台分あります」
逆に向いていないのは、スタッフの日常や内輪の話題など、来店判断に関係しない日記的な内容です。SNSでは機能する投稿でも、初めての人が見る場所では判断材料になりません。
読まれる投稿の書き方:4つのコツ
1. 最初の1文に要点を入れる
一覧表示では冒頭の数十文字しか見えません。「お知らせです。日頃よりご愛顧いただき…」と始めると、肝心の内容が隠れます。「8月15日は臨時休業します」のように、結論から書いてください。
2. 写真は「実物」を使う
文章より先に写真が目に入ります。文字を入れた告知画像より、料理・店内・施術の様子など実物の写真のほうが、検索している人には自然に届きます。スマホ撮影で十分です。
3. ボタンでホームページへつなぐ
投稿は「きっかけ」、ホームページは「判断材料」という役割分担です。投稿で興味を持った人がすぐ詳細を確認できるよう、トップページではなく該当のサービスページや予約ページにリンクします。
4. 期限のある情報は期限を明記する
イベントや特典は、終了日を本文と設定の両方に入れます。終わったキャンペーンの投稿が残り続けると、問い合わせのミスマッチや不信感のもとになります。
続けるための頻度と仕組み
頻度の目安は月1〜2回で十分です。毎週の投稿を計画して1か月で止まるより、月1回を1年続けるほうが、お客さまにもGoogleにも「動いている店」として伝わります。
続けるコツは、ネタを探さないことです。次の2つを仕組みにしてください。
- 毎月1日に「今月の営業カレンダー」を投稿する:休業日・営業時間の変更は必ず発生する事実情報なので、ネタ切れしません
- お客さまに聞かれた質問をメモしておく:聞かれた質問への回答は、そのまま次の投稿になります
投稿で注意すること
- 本文に電話番号を書かない:Googleのポリシー上、投稿が却下されることがあります。連絡先はプロフィール本体に任せます
- キーワードの羅列や同じ内容の連投をしない:スパム的な運用と見なされるリスクがあります
- 誇張表現を避ける:「地域No.1」など根拠を示せない表現は、却下や信頼低下のもとです
投稿前の確認チェックリスト
- 最初の1文だけで内容が伝わるか
- 実物の写真が付いているか
- 期限のある情報に終了日が書かれているか
- ボタンのリンク先が該当ページになっているか(トップページ任せにしていないか)
- 電話番号や誇張表現が本文に入っていないか
よくある質問
毎日投稿したほうが効果はありますか?
毎日である必要はありません。投稿の数より、来店判断に役立つ内容を継続することが大事です。無理な頻度設定は、止まったときに「更新されていない店」という逆の印象を残します。
SNSと同じ内容を使い回してもいいですか?
使い回し自体は問題ありません。ただし、投稿機能を見るのは自店を知らない人です。フォロワー向けの前提(「例のアレ、再入荷しました」など)が通じない書き方になっていないかだけ、直してから載せてください。
投稿が却下されました。なぜでしょうか?
本文中の電話番号、誇張表現、規約に触れる内容(アルコールの販促など業種による制限)が主な原因です。該当しそうな箇所を外して、再投稿してみてください。
投稿するとMEOの順位は上がりますか?
投稿だけで順位が決まるわけではありません。ただ、営業中の店として情報が更新され続けていることは、お客さまの来店判断には確実に効きます。順位よりも「表示されたときに選ばれる状態」を作る機能だと考えてください。基本情報の整備がまだなら、先に基本設定チェックリストから整えるのがおすすめです。
まとめ
Googleビジネスプロフィールの投稿機能は、「いま探している人」に届く無料の掲示板です。
- 書くのは来店判断に役立つ情報:営業カレンダー・季節メニュー・空き状況・質問への回答
- 最初の1文に要点、写真は実物、リンクは該当ページへ
- 頻度は月1〜2回。毎月1日の営業カレンダー投稿から始める
まずは今月の休業日のお知らせを1本、投稿してみてください。
小松のMEO対策サポートでは、投稿の運用設計やプロフィール全体の改善もお手伝いしています。「何から手を付ければいいか分からない」段階でも、お気軽にご相談ください。