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Web制作・ホームページ 2026年6月現在の情報

ホームページ制作を依頼する前のチェックリスト

ホームページ制作を頼みたいが、何も決まっていない状態で問い合わせていいのか分からない——そんな理由で、相談を先延ばしにしていませんか。

結論から言うと、準備ゼロで相談しても問題ありません。ただ、6つの項目を軽く整理してから相談すると、返ってくる提案と見積もりの精度がまったく変わります。どれも「仮の答え」で十分で、30分あれば整理できる内容です。

この記事では、制作側の立場から見て「これがあると助かる」6項目と、その整理手順、問い合わせ文にそのまま使えるテンプレートを紹介します。

なぜ事前の整理で提案が変わるのか

制作会社は、分からない部分が多い相談には、安全のために幅を持たせた見積もりを出さざるを得ません。「ページ数はご要望次第で、30万〜80万円です」のような回答になり、比較も判断もできなくなります。

逆に、目的と条件が一言ずつでも書かれていれば、制作側は具体的な構成と金額で答えられます。事前整理は、制作会社のためではなく、自分が具体的な提案をもらうための準備です。

依頼前に整理する6項目

1. 目的をひとつに絞る

「問い合わせを増やしたい」「採用に使いたい」「名刺代わりに信頼感がほしい」——目的によって、必要なページも、かけるべき費用も変わります。複数あるなら、優先順位をつけて第1目的をひとつ決めてください。

迷ったら「公開して1年後、何が起きていたら成功と言えるか」を考えると絞れます。「月に数件でも問い合わせが来ている」なら目的は問い合わせ獲得です。

2. 予算の上限と、初期・月額の考え方

正確な予算が決まっていなくても、「これを超えたら無理」という上限と、毎月の支払いが許容できるかどうかは伝えられるはずです。ホームページの費用は初期費用と公開後の月額に分かれるため、1年分の総額で考えるのがおすすめです。費用の内訳は見積書の見方の記事で詳しく解説しています。

3. 公開希望時期と、その理由

「開業日が決まっている」「補助金の事業期間内に公開したい」「特に急がない」——時期とその理由を伝えると、制作側はスケジュールの逆算と、間に合わせるための進め方を提案できます。理由のない「なるべく早く」は、実は一番スケジュールが組みにくい依頼です。

4. 用意できる素材を棚卸しする

ロゴ、写真、パンフレット、チラシ、SNSの投稿、以前のサイトの原稿。手元にあるものを書き出します。完成された資料である必要はなく、制作側が事業を理解する材料になれば十分です。

重要なのは「ない」ことが分かることです。写真がなければ撮影を、文章が書けなければ原稿作成を見積もりに含める必要があり、ここが後から判明すると金額も納期も変わってしまいます。

5. 参考サイトを2〜3件メモする

同業でなくて構いません。「見やすいと思ったサイト」を2〜3件と、どこが良いと感じたかを一言(色づかい、写真が多い、文字が大きい、など)。逆に「こうはしたくない」例も、同じくらい役に立ちます。デザインの好みは言葉で説明しにくいので、実例がいちばん正確に伝わります。

6. 公開後、誰が更新するかを決める

自分で更新したいのか、必要なときだけ依頼したいのか、保守まで任せたいのか。ここでWordPressのような自分で更新できる仕組みが必要かどうかが決まり、費用にも大きく影響します。自分で更新する場合の注意点は運用ルールの記事を、保守の考え方は保守・管理の記事を参考にしてください。

参考WordPress.org 日本語

実践:30分で「相談メモ」を作る手順

手順1. 6項目を1枚に箇条書きする

上の6項目を、それぞれ1〜2行で書きます。きれいな文章にする必要はありません。仮の答えで大丈夫です。

手順2. 決められない項目は「決められない」と書く

予算が見当もつかない、更新できるか自信がない——それ自体が立派な相談事項です。無理に埋めず、「ここが決められないので相談したい」と書いてください。誠実な制作会社なら、そこから一緒に整理してくれます。

手順3. 問い合わせ文に貼り付けて送る

作ったメモは、そのまま問い合わせフォームに貼れば完成です。次のテンプレートをベースにしてください。

はじめまして。〇〇市で〇〇業を営んでいる△△と申します。ホームページ制作の相談をさせてください。

・目的:新規のお客さまからの問い合わせを増やしたい
・予算:初期は〇〇万円まで。月額は少額なら可
・時期:〇月頃までに公開したい(〇〇のため)
・素材:ロゴとパンフレットあり。写真は少なめ。文章は書けるか不安
・参考:(URL)のような雰囲気が好み
・公開後:お知らせは自分で更新したい

まだ決めきれていない部分もあるので、相談しながら進められればと思っています。

この分量で十分です。これだけで、最初の返信から具体的な提案が返ってきます。

逆に、準備しなくていいこと

次のことは、依頼前に頑張る必要はありません。むしろ制作側と一緒に決めたほうが良い部分です。

  • ページ構成の正解を考えること(ヒアリングから設計するのが制作側の仕事です)
  • 原稿を完成させること(素材とヒアリングから組み立てられます)
  • デザインの細部を決めること(参考サイトがあれば足ります)
  • 専門用語を勉強すること(用語で話す必要はまったくありません)

依頼前チェックリスト

  • 第1目的をひとつ決めたか(1年後に何が起きていたら成功か)
  • 予算の上限と、月額の許容を書いたか
  • 公開希望時期と理由を書いたか
  • 手元の素材(ロゴ・写真・文章・パンフ)を棚卸ししたか
  • 参考サイト2〜3件と「どこが好きか」をメモしたか
  • 公開後に誰が更新するかを決めたか
  • 決められない項目を「相談したいこと」として書いたか

よくある質問

参考サイトが見つかりません。なくても大丈夫ですか?

大丈夫です。業種と目的が分かれば方向性は整理できます。日常で見ていて「見やすい」と感じたサイトがあれば、業種を問わずメモしておく程度で十分です。

予算がまったく見当もつきません

その場合は「上限だけ」決めてください。「〇〇万円を超えるなら今回は見送る」というラインがあれば、制作側はその範囲でできることを提案できます。相場を知りたい段階なら、見積もりだけの依頼でも失礼にはあたりません。

素材が何もありません。それでも依頼できますか?

できます。撮影や原稿作成を含めて対応できる制作会社は多くあります。大事なのは「ない」と最初に伝えることです。あるつもりで進んで、あとから「用意できません」となるのが、公開が遅れる典型パターンです。

複数の会社に同じ内容で相談してもいいですか?

問題ありません。むしろ同じ相談メモを各社に送ると、同じ条件での比較ができます。比較の観点は見積もりの比較手順の記事にまとめています。

まとめ

ホームページ制作の依頼前に必要なのは、完璧な準備ではなく、6項目の「仮の答え」です。

  • 目的・予算・時期・素材・参考サイト・公開後の運用を1枚にメモする
  • 決められない項目は、そのまま相談事項として伝える
  • ページ構成や原稿の完成は、制作側と一緒に進めればいい

小松のホームページ制作では、この6項目の整理からご一緒します。メモが3行しか書けなくても大丈夫ですので、お気軽にご相談ください

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